ひとつがとても狭かった。7人の中学生が4人部屋に
布団を引いて寝なければならず、しかも自分の班は
運動部員でガタイのでかい奴が多くて、まさに鮨詰め
状態で寝ることに。
ただでさえ枕が変わると寝れないタイプだし、しかも
同性と密着して寝るという状態に耐えれず、深夜一人
起きた自分は、押し入れに目をつけた。
布団も全部だしてあったから押し入れはガラガラで
こりゃいいやと、夏だったのでタオルケットと枕だけ
押し入れに入れてそこで寝た。
VIPPERでneoニートは2ちゃんねる5ちゃんねるのまとめを中心としたブログサイトです。 ニュース速報+やニュー速VIP+などからまとめてます。
◆登場人物◆
俺 25歳 野球ヲタ
元子 27歳 サッパリ系美人
浮男 20代半ば位? チャラい系イケメン 俺とは面識なし
合コンで知り合い、付き合って1年。
俺の仕事が不定休(ほぼ平日)な事もあり、なかなかゆっくりデートもできなかったが、毎日メールや電話はしてた。
俺は元子の事が大好きだったし、同棲したいなー、ゆくゆくは結婚…なんてぼんやり考えてた。
既婚男:26歳主任。要領よく仕事できるタイプ。
既婚女:既婚男の嫁。29歳。既婚男曰く鬼嫁。二人の間には2歳・5歳の娘あり。
浮子:24歳ギャル。
彼男:26歳。浮子の彼氏。既婚男の友達。
その前の年、人手不足だったうちの職場に既婚男が「友達の彼女が仕事探してる」と
連れてきたのが浮子。ギャルだけど、まあサバサバして仕事は出来る女。
うちの職場は毎年お得意様の為に夏祭りを開く。
この夏祭りはかなりの規模で3ヶ月前から準備する。
その年の担当が既婚男をリーダーに浮子他3名。
例年通り3ヶ月前からミーティングを開いて、リーダーを中心に
順調に進んでいるように見えた。
A男は母親は昔から近所でも有名なちょっとおかしなオバサンで、異常な負けず嫌いというか
西に料理上手と評判の奥さんがいれば「私の方が上手いからね!」と無理やりマズメシをおそそわけしに走り
東に美人と評判の奥さんがいれば「私の方がキレイよ!」とそこんちの旦那に言い寄り
相手が幼稚園児であっても手芸が上手いと聞けば
「何それリリアン上手いの自慢なの?でも私の方がも~~っと上手いから!」
って張り合ってくるという厄介な人だった
A男とA男の親父はいつもそれを止める役で「おかんが恥ずかしい」とよくA男は愚痴っていた
そのA男がなぜか結婚した途端おかんそっくりになった
張り合う相手は嫁さん
嫁さん相手に「俺の方が稼ぎがいいから!」(僅差でAが上らしい。でも今後逆転する可能性大)
「俺の方が料理うまいから!きれい好きだから!マメだから!」
「俺はお前の両親ともうまくやれる!それに比べておまえは全然ダメ」(あのオバハンと仲良くやれる奴なんていねー)
とことあるごとにダメ出しするようになったらしい。
月日は経ち、ある年のGW、嫁さん候補を連れて俺は実家に帰った。
その場ではなごやかに紹介も済んでわきあいあいと飲んで食って楽しんだんだが
二ヶ月もしないうち、彼女に別れ話をされた。
え?なんでなんで?と理由を言い渋る彼女に食い下がると
「あなたのお母さんが…」と言われた。
実家に連れて行ったあの日の翌々日から、ずっとうちの母から携帯に脅迫メールと電話が
毎日毎日かかってくるとのことだった。
「まさかそんな…勘違いだよ」
「俺の母は嫁いびりされてきたし辛さはわかってるから、きみにそんなことするわけない」
と言ったら携帯を見せられた。
マジで母だった。
式も呼ばない奴の結婚祝いはさすがに1万でいいと思うけどね
学校からの帰り、俺は満員電車の中で立ったままうとうととしてました。
ふと気が付くとなんだか左手がくすぐったい。
ああ、となりの女の人の手がさわってるのか。まあいいや。
あれ、なんか指が微妙に動いて、え?俺の手なでてる?
偶然じゃないよな。明らかに俺の手をなでなでしてるよ。
一気に目が醒めた。も、もしかして、これが噂に聞く痴女ってやつか!
ちょっと顔見てみようかな。目が合ったらどうしよう。ドキドキ、チラッ
結構混んでた山手線で、座ってた俺。目の前に立ってたカップル。
二人して足元をキョロキョロと探し物をしてる様子なので、自分の足の下にでもあったらまずいかと思って
俺も足を上げてみたりしたけど別になにもない。
切符でも落としたんだろと思ってたんだけど、二人の様子が段々真剣になってきたし、なにしろ目の前でやってるので、
しかたなく声をかけてみることにしました。
「何か落し物ですか」
すると男性の方が「あ、はい。あの、結婚指輪を」
えっ、と思ったその瞬間、周りの乗客がぶわっと一斉に振り返りました。
あまりの超反応に指輪の事よりもそっちにびっくりして、3人でえっ?えっ?とキョドってしまいました。
で、それから大捜索開始。声の届いた範囲の人たち全員が指輪捜索を始めた訳です。
でも日本人つーか東京人つーか、誰も一言もしゃべらないんだよね。
みんな、つり革につかまった状態で下を覗きこみ、踏んだら大変だからそっと足を上げ下げ。無言で。
それを周り中が一斉にやってる様子はどう見てもゾンビ映画でした。
当のカップルというかご夫婦は、あまりの光景に真っ赤になって固まってしまい、身動きひとつできない様子でした。