文系彼女に振り回されて振られた彼氏と理系女子の私が付き合ったら・・・
2年前の話を投下。
私→女、理系、研究室で忙しい
K介→男、理系、研究室で忙しい
R子→女、文系、ショッピング・カフェ巡りが大好き
大学も4回生となり、卒研&院入試でばたばたしてる中、私はK介から告白された。
K介は隣の研究室の4回生で、共同のお茶飲み部屋で時々話す間柄だった。
真面目で趣味の話も合うK介だったが、忙しい時期で自分に余裕がなかったので、告白はお断りした。
その後もお茶飲み部屋で会うことがあったが、明るく接してくれた。
私とK介は研究や将来の悩み、人間関係の愚痴、趣味の話、生活の話などを話し、交流が更に深まっていった。
別れたのは6カ月前で、原因はK介の忙しさを顧みない振り回しっぷりだった。
例えば、実験で酵素の反応を待つために2時間だけ空くことになったら、
『アタシ、新しいバッグ買って~お気に入りのカフェの新作ケーキ食べて~プリクラ撮りたい~』
……と2時間だけじゃ収まらないようなことを要求。
K介はそんな余裕なく、仮眠やご飯やお風呂などが出来る貴重な2時間を有効に、というか人並みの生活を送るために使いたい。
でもR子はそのことを言うと、
「研究実験論文ばっかりで全然構ってくれない。そういう難しいことが分からないアタシを馬鹿にしてるんでしょ。私はずっと我慢してるのに!」
と泣きながら責めてくる。
最初は忙しさに鎌かけて構ってやれないから可哀想だったなと時間を割いていたが、
研究室に戻ろうとするK介に縋りついて自殺してやると叫んだり、大切なデータ・論文を破壊したり、どんどんエスカレートしていった。
R子の寂しいという言い分もあるだろうが、これだと自分の生活・将来を壊されると思い、別れを切り出した。
最初は嫌だ嫌だと泣き叫んでいたが、ある日ころっと『別れよ~(*^o^*)/』というメールが来て、連絡や待ち伏せも止んだらしい。
壮絶な別れ話を語り終わったK介は、笑ってるけど疲れた顔をしていた。
体重も2ヶ月で7kg落ちたらしい。
お疲れさまと言って、その日は学食で奢ってあげた。(貧乏学生なので)
まぁ後にR子が突撃してきそうな予感もしたけど
そのままK介と私は特に進展もなく、お茶飲み部屋の話し友達という関係を維持したまま卒研は終わり、
少しは余裕のある生活を送れるようになった。
そこでまたK介から告白された。
今回はK介としっかりとした人間関係も築けていて、研究室に慣れていたので、付き合うことになった。
やはり二人とも忙しく家で会ったりデートする時間は少なかったが、自分のスタンスを守れるいい生活をおくれていた。
ある日、実験をしている「(私)って女いますか?」と女の人が訪ねてきた。
お察しの通り、R子だった。
なんで私の名前知って研究室まで知ってるんだろ~般若顔だ~何だろう~修羅場かな~と、自分のことながら呑気にwktkしていた。
R子「K介と別れて。」
開口一番やっぱりなことを言われて、ヴァ-('A`)となったが、表情は変えなかった。(と思う)
それが逆鱗に触れたのか、早速R子はファビョった。
「この女!人の彼氏盗ってんじゃねえよ!ブスのくせに体使って汚い!泥棒猫!くぁwせdrftgyふじこlp―――――ッ!」
泥棒猫キタ―!と内心ktkrとなっていたら、掴みかかってきた。
ちょっと引っ掻かれおとなしく数発叩かれた所で、親指をR子のお臍に付き入れ、
怯んだところを引きはがして、変な人がいますと守衛さんを呼んだ。
騒ぎを聞いた同じ研究室の人が駆けつけ、隣の研究室からK介も来て、
守衛さんが来る間叫びつつ飛びかかってくるR子を抑えつけたりしてくれた。
ちなみに私が修羅場で冷静だったのは、くそ実姉が様々な修羅場を引き起こしてくれて、
勘違いで巻き込まれたり対処していたからです。
看守室で私の教授と私とR子の教授とR子とで話し合いをして話を聞き出した。
R子とK介は同じサークル。
R子も院に進学していたらしく、その仲間(というより後輩)からK介が新しい彼女が出来たと聞き、調べまくって私を訪ねたらしい。
・2年付き合ってたアタシを振ったんだから、やってみてアタシより善かったから乗り換えたんだろう。でもアタシも技を磨いたから退屈させない。→※
・卒研終わったんなら余裕が出てきたから、アタシも構ってもらえるし、より戻せる。
・(私)から別れを切り出した方が、K介もアタシのとこに戻って来やすいだろう。
・折角アタシが会いに行ってあげたのに、(私)は見下してる馬鹿にしたくぁwせdrftgyふじこlp!
・怪我した?素直に別ると言わずにアタシを怒らせた(私)が悪い。 (※→『別れよ~(*^o^*)/』のメールの後、上手い男と遊んで技術を開花させたらしい。
開花したのは違うものだと思うよ。)
ひざびさDQNスイーツの脳内展開はやっぱり理解不能('A`)
よくお世話になってる教授の前で卑猥な事 言えるなと。
「関わりません。嘘や名誉棄損に当たることを言いふらしません。」という念書と治療費を取り、放り出した。
最初治療費を払う気はなかったらしいが、診断書持って警察行っていいかな?と笑顔で言うと素直に出しました。
それから1カ月くらい経った夜、K介宅にR子が来た。(私も部屋の中にいた)
玄関先とはいえ室内だから声はただ漏れ。
問題起こしたR子を私がいる室内に入れるK介に苛立ちながらも、話に聞き耳を立てるとまた変な脳内展開が。
R子「今、妊娠しているの。責任とって」
K介「俺の子?」
R子「そう!だからあの女と別れて、この子のパパになって!」
K介「……俺ら別れたのいつだっけ?」
R子「12月…」
K介「いつの12月だっけ?何年前だっけ?」
R子「……2年前の」
K介「そうだね。お腹の子は俺の子?」
R子「……K介を満足させるためには他の人で練習して上手くなるしかなかったんだもん!K介のために出来た子じゃん!パパになってよ!」
K介「お前、一回病院行きなよ」
R子「パパになってくれるの!?」
K介「違う、近くの●●(精神科・心療内科がある)病院に行きなよ」
R子「ひどい!この子、K介の子なのに!なんでなんでくぁwせdrftgyふじこlp―――ッ!」
手当たり次第に物を投げて窓ガラスは割れるは音はすごいわで、警察が来てR子を連れて行ってくれました。
そのあとはK介からの聞き伝えですが、親に引き取られたR子は病院にもいかず、
地元のよくない人たちとつるんでるそうです。
元彼女がどんどん壊れていく様を見てK介も一時き病んでいましたが、いまは回復しています。
R子、結局妊娠してなかったそうです。でも「お腹の子!K介君との子!」と本当に妊娠しているかのようだったそうです。
本当に妊娠してたら、R子のお臍に親指を付き入れた私は下手したら赤ちゃんを殺していたのかと思うと、修羅場中より怖くなりました。
以上です。
ちなみに文系・理系と記したのは、研究室やゼミの忙しさを表すために書きました。
久々に実験が早く終わって明るいうちに帰宅出来たので、投稿してみました。
修羅場と言えばやっぱり突撃があるのがテンプレなんですかね。
>>445さんズバリです。
書いていくうちにテンションが上がり、乱文になってしましました。
読んでいただきありがとうございました。
被害者乙。
あくまで冷静に判断できた私子とK介はすごいと思う
お幸せに~
私子とK介似合いなカップルな感じがするな。
価値観を共有できる相手の方がいいんだろうが、
R子の基地っぷりと思いやりのなさぶりにワロタ
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません