女房としてる最中、俺は中折してしまった。以来レスに。
俺が結婚したのは20年前、女房が24の時だった。
女房はミス日本の東京代表になった美人。
俺は、その顔と身体に惚れこんで、拝み倒して結婚してもらった。
そのとき、女房は自分は玉の輿に乗ったつもりだからよろしくねとにっこり微笑んでいた。
ちょっとした会社を経営していた俺は、女房に贅沢させるため、必死に働いたよ。
玉の輿云々と言いながら、女房も明るく聡明でお互い愛し合っていたので、家庭は上手く回っていた。
賢い女房は、俺の両親や親戚にもすっかり気に入られ、特に両親は実の娘のように可愛がっていた。
ところが10年前、女房としてる最中、俺は中折してしまった。以来レスに。
そのころ、丁度息子の中学受験の塾通いが大変な時期で、女房もそれどころじゃなかったのかも?
でも、俺はすっかり自信喪失。相手が女房じゃ駄目なのかと思い、接待で行きつけのクラブの若いお姉ちゃんとお定まりの浮気。
そしたら、やっぱり出来たんだな。有頂天になった俺は、彼女と逢瀬を重ねることになった。
でも、やっぱり虚しい。若いだけが取柄で話しても面白くない。打てば響くってところがない。
で、数ヶ月で別れたんだが、俺は、自己嫌悪やら、女房に悪いわで、女房を抱けないわけ。
で、10年経っちまった。その間、俺の親父を見送ってくれ、息子は無事中学受験を終え、ついこの間、大学も無事合格した。
長くてすまん。続きます。
そして先日、女房から話があると言われた。
女房は相変わらず綺麗だ。でも、女房の女としての10年を俺は台無しにした。
俺は、女房が離婚したいと言うなら、俺に出来る限りのことをしてやろうと思っていた。
でも女房は、子供も段々手を離れていくんだから、夫婦二人の生活を見直したいと言い出した。
そして、もう一度、私を女として見て欲しいと言い出した。
てっきり離婚を言い出されると思っていた俺は、間抜けな顔をして女房を眺めていたんだろうな。
そんな俺を見て、いいのよ、あなたにその気がないならと女房は泣き出した。
俺は、女房の手を握り締めて、その手に向かって愛してると呟いていた。
その夜、俺たちは初夜のように緊張して抱き合った。
女房は頬を染め、自分の両手で自分を抱くような格好で、もうおばさんだから恥ずかしいと泣き出した。
そんな女房が愛しくて、俺は夢中で抱いた。
長文、すまん。今、新婚時代より俺たちラブラブだ。
とりあえずヨカッタね!人生の後輩として祝福します。
10年越しの愛してるだから、背景を説明しなくちゃ、その価値が分からないかと思ったんだよ。
まだ結婚して5年しかたってないオレには実感湧かないが、
20年たって紆余曲折あったにもかかわらず嫁さん大好きな貴方が羨ましい。
∧_∧
((´∀` /^)
/⌒ ノ
γ (,_,丿ソ′
i,_,ノ |||
バンザイ バンザイ ヤッター オメデトー
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
(^(,, ´∀`)) ・∀・)(ヽ )’)((・∀・ /’)
ヽ /ヽ ノ ヽ ノ ノ ノ
ノ r ヽ / | / O | ( -、 ヽ
(_,ハ_,),_,/´i,_,ノ (,_,/´i,_,ノ し’ ヽ,_,)
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