嫁が17の時、コンビニでバイトしているのを見て一目惚れした。

嫁が17の時、コンビニでバイトしているのを見て一目惚れした。 
地元のコンビニだったから人づてに連絡先を聞いて付き合うことになった。 
三年か四年同棲して別れた。俺は結婚したかったけど嫁がまだ若すぎたんだと思う。 

同じ市内で生活して、共通の知り合いもいたけど四年間全く会うことはなかった。 
嫁は四年間の間に車の免許を取って色んなところに出かけて楽しくやっていたみたいだ。

俺は違う女(元嫁と書きます)と結婚して息子が生まれた。 
元嫁は神経質でヒステリーで、専業なのに掃除もしない、飯も作らない、愚痴の多い女だった。 
不器用ながらも一生懸命いろんな料理を作って、 
バイトをしながら掃除もこなしてくれた嫁を懐かしく思うことがたびたびあった。 
財産全部捨ててでも離婚したかった。 
でも息子がいるから出来ないと思っていた。 
ある日、元嫁から離婚を切り出された。 
こんなくだらない生活は嫌だ、あなたが嫌い、 
息子の養育もしたくないと言われた。 
買ったばかりの家と車と貯金の代わりに息子の親権をもらってすぐに離婚した。 

息子と実家に帰ってわりとすぐに飲み会に呼ばれた。 
そこに嫁がいた。26になっていた。お互い、来ることを知らされてなかったからびっくりした。 
相変わらず嫁はへらへらしていて明るくて、気遣いの出来る人だった。 
ゴボウみたいに痩せてたのが少しふっくらしていた。

帰りのタクシーの方面が同じだから一緒に乗って帰った。 
嫁は新しい一軒家に家族と住んでいた。 
台風の日で、酔っ払った嫁が家の前で傘を開いたら傘が吹き飛んだ。 
わあー！っていいながらそれを追いかける嫁。随分遠くまで走って行った。タクシー代を払って、俺もあとをおった。 
ようやく傘を捕まえて、びちゃびちゃ！びちゃびちゃだよ！びっちゃびちゃだね！ 
となぜかすごく喜んでいる嫁。 
これが元嫁だったら、イヤな顔してるだろうなと思った。 
雨風に打たれながら、冷たいねえ、寒いねえ、 
白い息が出るよーとへらへらしてる嫁を見たら可愛くて、懐かしくて涙が出てきた。 
泣いている俺を見て嫁もびっくりしていた。 
多分弱っていたせいもあるけど、泣きながら、結婚してくれ、ずっと一緒にいてくれないかとプロポーズしていた。 
嫁は俺を連れて家に入って、両親を起こして、この人、私と結婚したいんだって～と話した。 
同棲していた時は嫁両親にとてもよくしてもらっていた。 
俺もまた泣いてしまって、嫁両親も泣いてた。 
とりあえず俺の母親に帰らないと連絡をしてその日はとめてもらって、翌日俺の実家に行った。 
何も言わず嫁を連れて行った。俺の母親は玄関で嫁を見るなり泣いた。 
嫁も泣いた。 

今、嫁は息子の母親としてとてもよく頑張ってくれている。 
俺も、出来る限り嫁が暮らしやすいように、不満が生まれないように仕事をがんばっている。 
台風だけど、嫁は夕方からウキウキ飲みに行った。

>>297 
元嫁は策士だったのか？ 
なんでそんな糞と結婚しちゃったんだよ

>>299 
おはよう。 

結婚したのは、元嫁の本性が分からなかったからだろうね。 
嫁と過去に同棲して、もう女と住むのはこりごりだと思ったから、 
元嫁との同棲は頑なに拒否していたから、結局のところうわべしかしらないままだった。 

冷静に考えると元嫁が好きだったのは俺の金だったんだと思う。 
俺の趣味や家族のことは全否定で、 
子供が生まれてからは毎日がよく見るヒステリーのマンガみたいだった。 
煙草吸ったでしょ？臭い！ぶつかった！なんでぶつかった？！って奥さんが泣きながら詰め寄るやつ。 

嫁は俺と別れてから精神的に随分大人になったようで、今は菩薩のようになってるよ。 
昼間に家事と育児をがんばってくれるから、せめて俺が休みの日と仕事から帰ってきてからの時間は自由になってもらいたいと思って、 
飲みに行ったら？遊んできたら？って声をかけてる。 
毎日感謝してる。本当にありがたい。

>>301 
おつ&
nbsp;
嫁さんと幸せにな

引用元: ・【昔を】みんなの馴れ初めをおしえて【思い出して】 その12