卒業式、ダウン症の男の子の面倒を見させられた(|||_|||)
同学年にA君というダウン症の男の子がいた。
まもなく卒業式を控えた時期、学年全体で行う式の練習にA君もちょこちょこ参加していた。
A君は皆と同じように出来なくて、卒業生入場の時はA君だけ列から外れて違う方向に走ってしまう、
式の最中はずっと座っていることが出来ず立ち上がって歩き回ったり、大きな声を出してしまう。
これでは式がすすめられないから、A君には障碍者学級の顧問の先生が付きっ切りでいることになった。
A君の母親が「気になるから」と練習を見に来たんだけど、大人が付きっ切りのA君を見て激怒。
練習が終わった後に先生達を集めて
卒業式という晴れ舞台で大人がずっと付きっ切りなんて息子がかわいそう
病気だからと言って他の子と目に見えて違う対応をするなんて差別だ
こんなような事を言っていた。先生達はひたすら謝ってた気がする。
その日のホームルームで先生がクラスに向けて話した。
「皆も知ってると思うけど、今日A君のお母さんにとても悲しい思いをさせてしまいました。
そしてA君にもつらい思いをさせてしまってました。」
「A君も六年間この学校で一生懸命頑張ってきた皆の仲間です。
皆となるべく同じように卒業式をさせてあげたいよね?
皆だって、自分の隣にだけずーっと先生がいたら嫌だよね?」
って、じゃあどうするのよ、ってたぶん皆が思ってた。
その時言った先生の一言
「なので、A君のお世話をしてくれるお姉さん役を、Bさん(私)にやってもらうことにします。」
クラスの皆の視線が一斉に私に集まる中、私は驚きすぎて頭真っ白。
お世話って?お姉さん役?なにそれ?という状態。何も聞かされてなかったのに、既に決定事項として話された。
その後、具体的にやってほしいこととして先生から言われたのは
・入場の時にA君と手をつないで入場する
・A君が大声を出す時は前兆がある(うう~っと小さく呻く)から、聞き逃さないよう常に注意し、前兆が聞こえたら「シーッ」とやる
・A君の座席は私の隣にするから、もしA君が立ち上がりそうになったらその都度肩を掴んだりして抑える
それを聞いた時は正直言って嫌だなぁとは思ったのに
当時私は頼まれると断れない性格だったのもあり、やることになってしまった。
どうか何事もなく終わりますように、A君が暴れだしませんようにとただただ願っていた。
でも入場の練習をする直前になって、A君は指をしゃぶって遊び始めてしまった。
手が唾でベタベタで、その状態で鼻クソをほじって食べたりもしていた。
それを見た私は、手を繋がなきゃいけないのが本当に嫌になってボロボロ泣いた。
障碍者学級の先生がすっ飛んできてA君の手を洗わせに行き、
「ごめんね、もう綺麗になったから、ごめんね」って私に謝ってたけど、それでも汚いものって認識は変わらなかった。
練習が始まり、入場の時になっても嫌な気持ちは変わらず、私はA君の小指の先だけを摘まんで入場した。
しかしそれを見た担任が「ちょっとストップ!」と練習を中断させ、学年の皆の前で私を叱った。
いろいろ言われたけどあまりよく覚えてない。でも唯一覚えている言葉は
「そんな酷いことしないの!!」だった。
先生が私にこんなことさせてるのだって酷いのに、って子供ながらに納得できなくて
でも反論する度胸もなくて、ただ泣くしかできなかった。
練習が再開されて、私は泣きながら嫌々A君の手を握ったけど
それを見た後ろのクラスメイトが小さく「うわっ…」と呟いたのが聞こえた。
そりゃそうだよね、皆A君が唾まみれの手で鼻ほじってるの見てたんだもん。
私はそんなこと絶対しないのに、私も同じ「汚いやつ」として見られるんだと思って
悔しくて悔しくて涙が本当に止まらなかった。
でもすぐ隣にいた私はA君が何をしているのかしっかりわかってた。
A君は自分のパンツの中に手を入れて弄ってた。
私はひたすら気持ち悪くて、A君の方を見ないように気にしないようにと努めたけど
A君は自分の手に唾をつけたのか、次第にぐちゃぐちゃという水音が聞こえてきて
耐えきれなくなった私はずっと耳を塞いで耐えていた。本当に地獄のような時間だった。
練習が終わった後、何故ずっと耳を塞いでいたのか、ちゃんと練習に参加しなさいと担任に言われ
私は担任に助けてほしくてA君がしていたことを全部伝えた。
でも担任は
「ハンディキャップがある子は皆で支えてあげないといけないよ」
「Bさんが気持ち悪いって思ってたってA君が知ったらA君どう思うかな」
みたいなことしか言わなくて、現状を変えようとはしなかった。
この日が私にとっての修羅場だった。思い出すと今でもあの担任には腹が立つ。
ちなみに卒業式本番の日、私は人生初の仮病を使い、「お腹痛いから卒業式行きたくない」と母に言った。
今思えば仮病だってすぐわかる見え透いた嘘だったと思う。
でも母は「そっか、じゃあおうちでゆっくりしてようか」と言ってくれた。
障碍者の子を嫌がっていると知ったら母に怒られるだろうと思って
何も話さずにいたけど、母は何か察してたように思う。
母が学校に休むと連絡をしたときに、
「担任の先生が話したいって言ってるけど、どうする?」と聞かれたけど勿論断った。
担任が要所要所に出てくる小学校の卒業アルバムは今も見れない。
乙。
そして38母GJ。
教師って職業は本当にクズばかりだな。
特にパンツの中うんぬんは酷すぎるな
卒業間近とはいえ小学生の女の子にはさぞショッキングな光景だったでしょう
担任の先生もひどいねいるよねこういう先生
一部の生徒に我慢させる事で丸くおさめようとする糞
それにしても、つらい光景見ちゃったね
38が今男性恐怖症とかになってないといいんだけど
ほんとこれ
そもそもこいつが訳わからんこと言いださなければって話
まぁそれで38一人に全責任押し付けた
教師がクズofクズなのも変わらないけどな
クラスの皆で、とかさ
いくらでも他にやり方あったはずだよ
たかだか12歳の女の子になんでこんな酷いこと出来るんだ
教師のくせにこの子の辛さとか全く想像しなかったわけ?
休んで全然よかったと思うよ
それだけ追い詰められてもなんらおかしくないことされたんだから…
これは単純に気になるだけなんだけど
38さんが休んで卒業式ってどういう進行になったのかな?
あと中学では小学校の子たちとどういう感じだったの?
そのA君も同じ中学になったの…?
もし話せるようだったら気になるから教えてほしいな
長々と書いてしまったのに、皆さんありがとうございました。
ご質問にだけ答えておきます。
幸い、男性恐怖症には特にならなかったと思います。
高校生の時に初めて好きな男性ができて普通にデートも楽しめました。
当日の卒業式については簡単に書くと
Bさんお休みだから代わりにA君のお世話役やれる人~?
→シーン
付き添いなしでダメ元でやってみよう
→入場はできたけど式の最中に突然飛行機のモノマネ
結局障害者学級の先生が隣で付き添い
A君親の反応はよくわからない
こんな感じです。
これは同じ小学校だった友達が中学に入ってから教えてくれました。
中学校は2つの小学校から生徒が来る学校だったので、新しい友達もできて
楽しく過ごせました。同じ小学校だった人とはなんとなく距離ありましたけど、
小学校時代から特に仲の良かった数人の子達とは仲良くしてました。
A君は中学校には何故かいませんでした。
卒業アルバム確認してみましたが、いません。
どうなったのか誰も聞いてないと思います。
その後の学校生活は楽しく過ごせたようで何よりだよ…
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