元裁判官が赤裸々に暴露「この国の司法では良心を貫くと挫折する」 いびつな日本の権力構造
瀬木 比呂志
●リアルな裁判官の姿
――知られざる裁判所腐敗の実態を元裁判官が告発したとして、著書『絶望の裁判所』『ニッポンの裁判』(ともに講談社現代新書)は大きな話題となりました。
今回刊行された『黒い巨塔』は最高裁判所を舞台にした小説仕立ての一冊です。
司法、裁判所や裁判官の問題については、一通り書いてきました。でも、ノンフィクションでは、やはり限界があるんです。
日本の司法権力の特異で歪んだ形、その本質を描くには、自由な小説の方がいいと考えたんです。
新書では、実感がもちにくい、難しいという声もありました。裁判所はどんなところで、どんな人が裁判官を務めていて、最高裁長官の権力、また、日本の司法の権力構造はどのようなものか。
それらについての具体的でリアリティーのあるイメージを、面白く興味深い物語の中で実感してもらいたいということです。
――今回描かれているのは、裁判をする裁判官というより、一般の人にはなかなか見えてこない、行政官としての裁判官のリアルな姿です。
日本の裁判所の特殊性は、裁判官が行政官でもあることです。言ってみれば、「役人」。だから、良心的な裁判官でもない限り、行政、政治を追認する役人のような裁判をしてしまうんです。
戦後もなお裁判所の力は弱く、権力とのつばぜり合いの中で、政治の方を見るようになっていった。
さらに、組織を強くするという名目のもと、本来、裁判所ではあるべきではないピラミッド型ヒエラルキーを強化した。そこで際限のない出世競争が行われているんです。
アメリカでは法曹一元で裁判官に上下関係などありませんし、出世もない。最高裁判所の判事に、地方裁判所の判事が最敬礼するなんて日本だけ。上下関係は本来、あってはならないんですよ。
●良識人が異端とされる世界
――本書では、最高裁判所の事務総局という権力の中枢ともいうべき場所で、そうした強烈なラットレース、能力のない上司による愚行、理不尽な人事などが次々に展開されていきます。
主人公は特段、反権力というわけではないんです。裁判官のあるべき姿として、自由主義、法の支配を貫きたいと思っているだけ。でも、そういう人が異端になっていく。
出世一辺倒の日本の裁判所は、良心があればもちろん、出世志向に迷いややましさを感じてしまうだけでも、挫折するか、上にはいけない。
良心を貫こうとすると、左遷されたり、自殺に追い込まれたりする。
でも、行政、大企業、マスメディアだって、日本の組織は、だいたいこうなっているでしょう。ほぼ相似形ですよ。
本作は最高裁を描いていますが、実はこれは日本の権力の普遍的な形なんです。
――その結果、何が起こるのか。結末に本当に驚かされる、原発差し止め訴訟の統制とその暗い結末が描かれていきます。
日本の権力構造の最大の問題は、客観性がないこと。原発行政とその差し止め訴訟を調べるとはっきりわかります。
私は元裁判官ですから、中立的な立場から見ていったんですが、日本の原子力行政は確かにおかしい。
これは本書にも出てきますが、原子力ムラでは、3つの前提が語られていたんですね。「30分以上の全電源喪失は続かない」
「日本ではシヴィアアクシデントは起きない」「日本の原発の格納容器は壊れない」。
これらの言明には何の根拠もないんです。そして実際に東日本大震災によって、福島原発の事故が起きてしまった。
でも、この3つの言明について、日本を代表する原子力学者たちがお墨付きを与えていました。福島原発事故のあと、欧米人と話していて、何度も驚かれました。
どうして専門家がそんなことを言ったのか、どうして人々はそれを信じてしまったのか、と。
説明しようがないんです。そして今またしっかり精査せずに再稼働させようとしている。欧米なら絶対ありえないと言われました。
NEXT ▶︎ 権力は必ず腐敗する
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50212?page=2
司法システムがゴミだろ
アメリカは
大統領が「すべての」連邦裁判官の指名権を持っていますが
最高裁長官の「任命権者」は天皇です。
内閣総理大臣ではなくて「内閣」が「指名」し天皇が「任命」します。
細かいことですが、大事なことなので、ご指摘しておきます。
因みに、内閣総理大臣は「国会」が「指名」して天皇が「任命」します。
最後に、三権の長であるにも拘わらず、衆参両院の議長は、天皇から任命されません。
元裁判官なんて怪しい職業だろ 早い話 今はパヨクだろ
18条とかいう幻想にいつまで縛られてるんだよ
奴隷は大人しく死ぬまで働いて納税し続けろゴミが
法じゃなくて、思想の問題として捉えてるんじゃないの?
これが日本の裁判官と弁護士の本来の姿。
しかし、中には有罪の判決を下す異端というか正常な裁判官もいる。
有罪率99.9パーセントなんて中国越えてる日本が正常なんですかね・・・
というのは言いすぎだけど、厳密に言えば、法律と憲法の枠を超えて良心が優先されてはならない
その場合は法律または憲法を変えるのが正しい
言うまでもなく、法案の提出は我々の代理人である国会議員の仕事
仕事しろ
どこも在日が支配してるし、まあそうだわなw
在日韓国人チョン帰化人を司法の中に入れたのが間違いの元
腐れ弁護士だけやらしておけば良かったんだよ
検察も裁判官もチョンだらけでまともな裁判など望む方が間違ってる。
チョン犯罪者には被害者遺族、家族の報復は許される。ただし被害者が日本人の場合のみ
なんで在日が今なお日本に居座って、日本人にヘイトスピーチしてるんだよ!!
六法に頼らないと
ちゃんと問題点と解決方法が提示してあればいいんだがー
選挙の時に判る人って投票者のなんパーセントですか?
そーゆー事に疎い私は、とりあえずよく判らないゆえに全ての裁判官に×つけています。
だって、事前の裁判官の特集記事さえメデイアはTVにさえ上げないでしょ?
だから私は絶対に悪くないw
国民の良心とグローバルな良心は違うからだろ、
日本の裁判官は国民の良心でなければならないグローバルである必要はない。
グローバルは知識として知っていればいいだけ。
気に入らない判決に騒いでいるだけ。
内閣総理大臣は自ら衆院解散か内閣不信任案可決だけど
何が判断出来て、何が出来ないか
その区分けも出来てない。
地方裁判所レベルだと
出世出来ないサヨ思想の裁判官がごろごろいる
そこらへんよく分かってないで書き込んでるから偏った知識でしか書きこめないんだよなぁ
ーシップ規制もない、特定秘密保護法は有る(笑)。
そんな国、アメリカより腐敗してるに決まってる。
テレビ芸能関係者は文春しろ!
みんな腐りきってる
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません