嫁がメル友を作ってしかも会っていたので「隠密の仕返し」で「精神安定」を図った結果。




661: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/04/08(金) 20:14:05.41 .net
653だ 
書くとしよう 
ただし、結構ゲスな内容であることは覚悟していてくれ 

もうだいぶ前、俺はある女の人とメル友になろうとした 
それを知った嫁が怒り狂って、文句たらたら 
「そうかいわかったよ、嫌がることはしないよ」とメル友になるのは断念した 
そうしたら、その1年後に、逆に嫁が男のメル友を作った 
さすがに俺は抗議した 
半分謝って、半分は開き直ってというところか 

ただ、自分も一旦はメル友を作ろうとしたなど、異性のメル友を持つこと自体に異論があるわけではなかったから大目にみることにした 
その男性とは、俺から見ても人格者であり好感が持てる人物ではあった 
だが、そのメル友と二人っきりで会っていたことが判明 
メル友は遠方で、たまたま用事があって近くに来ていたらしい 
嫁は何のためらいもないように、あっさりそれを俺に告げた 
会っただけで不倫関係に至ったわけではないというのは俺だってわかる 
だが、やっぱり「俺にはメル友を持とうとしたくせに自分はそれかよ」と怒りが込み上げて来た 
まともに嫁の顔を見れなくなった 
俺がメル友を持つことに文句がない上で、嫁がそうしたのならそこまでは怒らなかった 
だが、こういうダブスタを徹底的に嫌う俺 

俺は風俗に行った 

すると、皮肉にも「俺もこれだけのことやったわけだし」と気分が落ち着いて、嫁に対する怒りや疑問は薄れた 
だが、似たようなことが数回あって、その度に俺は風俗に行って、「隠密の仕返し」と「精神安定」を図っていた 
その頃は、表面的だけでなく、嫁とはむしろ仲良くしていた方であろう 

だが、不覚を取った 
風俗に行っていたことがばれた 
よくあるパターンの、名詞の処理忘れ 

もちろん嫁からすれば怒り心頭だろう 
当然責められた 
「自分はそんなことまではしていない」と 
それに嘘はないと、俺だって思っている 
だが、やはりダブスタには腹が立っていた 
せめてものやり返しだと、俺も言いたいこと言った 
謝罪の言葉も口にはしたが、メインはどっちだったかはよく覚えていない 

***続く***






662: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/04/08(金) 20:15:52.02 .net
***659の続き*** 

そんなことがあれば、一気に夫婦仲は冷めるもの 
寝室も別々になった 
ことあるたびに喧嘩した 
大抵は嫁からつっかかってきた 
自分のやったことはさすがに行き過ぎだったとは思う半面、ダブスタにはどうにも納得出来なかった 
嫁は離婚をほのめかした 
俺は、「仕方ない」と思いながらも、子供への申し訳や手続きの煩雑さゆえにそれには消極的だった 
愛などなく、ただいろいろ面倒なだけだった 
波はあったが、そのまま一年が経過した 
その頃は、嫁を同居人と見て惰性で生きてきた 
嫁もそうだっただろう 

ところが、状況が一変する 
嫁が入院することになった 
さすがに、その時ばかりは嫁をないがしろに出来ないと思った 
とにもかくにも、最善を尽くさないとと 
嫁も嫁で、強がっている場合ではないと思っていたのだろう 
俺は出来るだけ見舞いにも行った 
その間、お互いが素直になっていた 
幸い、病状は回復した 
退院は約2か月後だった 

そんなことがあったためなのか、嫁は再び俺に心を開いてきた 
俺も心を開いた 
退院した日に、別々に寝ていたのを一緒の部屋に戻した 

数日後、俺は風俗行きを改めて謝った 
嫁も、俺が作ろうとしたメル友のことも、感情的にならずにもっと話し合って、俺の考えも尊重するべきだったと振り返って、俺を暴走させた責任を感じたようでそれを口にした 

そうやって、仲直りできた 
仲直り旅行にも行った 
膿を出し切ったのか、冷戦前よりも、それどころか新婚時代をも凌駕するほどの仲になった 
外出時は手をつないで歩いている


664: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/04/08(金) 20:18:40.27 .net
>>661 
そんなこともあるんだな 
どっちもどっちだと途中まで読んでて思ったが、結果的にいい方向になったしよかったな! 
なんか励まされたわ


665: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/04/08(金) 20:44:50.26 .net
雨降って地固まるだな。


引用元: ・【何年】嫁さん大好き【たっても】★35年目★